ハワイ島でレンタカー借りるまで。保険について調べる。

キラウエア火山噴火で湧く(?)ハワイ島への旅行。ハワイ島は今回2度目になるのですが、サンフランシスコのように公共機関が発達していないため、レンタカー必須となります。前回行ったときもレンタカーで回ったのですが、そのときはあまり保険など理解せずに借りたような思い出が・・・(怖)。今回はきちんと理解して、適正価格で借りるべく、保険について勉強してみました。

ワイ島でレンタカーを借りる際に必要な3つの保険

日本だと、免責つける?つけない?って感じで終わりのレンタカー保険ですが、事故責任の国、アメリカは違います。かんたんに調べただけでも5種ほど保険があり、脳みそを落ち着かせてからじっくり読まないと、わけがわかりません。そんな中、絶対必要だとわかったのがこの3つの保険。

  1. LP:自動車損害賠償保険
    強制加入のため、すでにレンタカー代金に含まれている。
    しかしながら、対人20,000ドル、1事故につき40,000ドル、対物10,000ドルと補償範囲が狭い。普通日本だと、少なくとも対人は無制限ですよね。最悪人を轢いちゃった場合、20000ドル(1ドル110円で220万円ぐらい)で済むわけがないってことで、後述するSLIの加入が必須。

  2. CDW(もしくはLDW):車輌損害保障制度
    車両保険。車をぶつけた、こすった、事故ったなどの場合の修理費を補償してくれる。

  3. SLI(LISもしくはEP):追加自動車損害賠償保険
    1のLPの補償額を1,000,000ドルまでUPさせる保険。13.99ドル/1日。

※これ以外にもPAE(PAI、PPP)という怪我をした場合の治療費を補償する保険や、車上荒らしにあった際の被害を補償してくれる保険もあるが、これらはクレジットカードの保険で代替可能っぽい。(もちろん、手持ちカードの補償金額を確認する必要あり)。セゾンプラチナビジネスアメックスとアメックスビジネスゴールドは傷害治療が300万円、携行品は50万円。ANA VISA ワイドゴールドは傷害治療が150万円、携行品50万円。などなど。何枚かもってくのがいいかと。

 

・アラモレンタカーの場合

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では具体的に見てみよう。アラモレンタカーで、三菱ミラージュをレンタルする場合。
価格の下の、「含まれる内容」を押すと、こんな画面が。

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基本料金に、CDW(車輌損害保障制度)が含まれているよってことですね。
なので、これだけでは補償不足なので、SLIを付加したい。次の画面で、追加補償を選ぶことができます。

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アラモレンタカーに電話して聞いたところ、SLI(追加自動車損害賠償保険)に該当するのは、このExtended protection 9146円なのだそう。なので、これを追加すればとりあえずはよいですね。アラモレンタカーは5日分で36,076円のお見積もり。

・ハーツレンタカー(Herts)の場合

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お次はハーツレンタカーで、Chevolet sparkを借りる場合。ベストレートだと36.60ドル/日と安いですが、こちらはLDWしか付加されていません。パッケージプランだと、46.57ドル/日で、LDW、LIS、PAI/PEC、さらに返却時給油不要もついてますね。これはパッケージプラン一択だ。5日間で232.85ドル(約25,613円)と、アラモレンタカーより1万円安い。

 

・ダラーレンタカー(dollar)の場合

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ダラーレンタカーは、dollar.co.jpというサイトもあるんですが、えらい高かった。日本人バカにされてる?ということで、rentingcarz.comというレンタカー比較サイトにて。わお、5日間で133ドルから。ちなみに、rentingcarz.comの各プランの保険については、料金プランもしくは保険・補償のページで詳しく書かれています。

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これを読むと、最安値の133USDのお手軽プランでも、CDWとSLIは含まれていますね。安いですね。

 

・まとめ、とハワイのガソリン価格

ワイ島でレンタカーを借りる際の保険についてだーっと調べてみて、入るべきは3種の保険、そしてレンタカー各社の、日本人向けの公式サイトは価格が高めなので、比較サイト経由で借りた方がお得っぽい、ということがわかりました。

また、ハワイ島のレンタカーでは、よく返却時のガソリン補給不要ってのがあります。で、ハワイのガソリン価格っていくらなんじゃろ?ってこちら(http://www.hawaiigasprices.com/)で調べてみると、1ガロンあたり3.19USドル。1ガロンは約3.8Lなので、1L=92円!日本よりはだいぶ安いですね。例えばガソリンタンク40Lの車を借りたとして、満タン返しにするとしても3680円。実際にはそこまで減らして返すことは難しいので、なくてもいいオプションなのかなーという気もしました。

 

海外のレンタカー保険は超わかりづらい。けれど、車両レンタル自体だけなら割安でも、どんどん保険を付加していくと高くなる場合もあるし、割と窓口で、「この保険追加する?」とかぐいぐい聞かれちゃって、加入してしまう場合もあるので、億万長者を除いては、いったん整理して理解して、わからないことは日本で質問して解決して、レンタルすることをおすすめします。