ハノイ料理教室体験記

8月のハノイはめちゃくちゃ暑くて、街歩きは2日でギブアップしてしまった私。もう日中に街をうろうろするのはつらい。かといってサパとかの高原に行くには日数が足りない。ホテルの部屋で検索し、見つけたのがハノイの料理教室参加のアクティビティ。1人あたり35USドル。ベトナムの食にはかなり満足していたので、食旅の締めくくりに料理教室に参加するのはグッドアイデア！と、早速ホテルで申し込みをしました。

ホテルにピックアップ＆まずベトナム語のお勉強

私が今回申し込んだのは、Awesome travelの料理教室。当日の朝は、気さくなかんじのベトナム人の若い女性の先生が、タクシーでホテルに迎えにきてくれました。ちなみに私が申し込んだのは英語のクラスだったので、先生、ずっと英語です（当たり前ですが）。

タクシーで教室まで移動しながら英語で説明をうけたところによると、まずは教室で、ベトナム語の勉強をする。そして簡単な数字や、材料の名前をベトナム語で覚えたら、市場へ行って食材のお買い物（「値切ってね！」と先生）。お買い物から帰ったら、料理をスタートして、できたらみんなで食べるわよ。とのこと。おお、思っていたより盛りだくさんなかんじです。

ベトナム語の勉強は、先生と、ほかの教室参加者の方と机に座って、ベトナム語と英語が書かれたプリントを見ながら、発音の練習。けっこう難しい。英語以外の語学学習をやる気がないからか（笑）、30分では全然身につかない。大丈夫か・・・私。

ベトナム語のお勉強のあとは自転車で市場へ

不安なベトナム語学習のあと、「さて、今日は何がつくりたい？」と先生。私が揚げ春巻き（ネムザン）が作りたいというと、ほかの参加者からはフォー、バインセオ、ブンチャーが作りたいとの声が。「わかりました。それではその４品を作りましょう」と先生。どれもハノイとホーチミンで食べていた私は、ちょっと量が多いんじゃねいか・・と思ったのですが、先生は全く気にせず、「さあ、市場へ買い物にいきますよ！」

この連れて行ってくれた市場が、全く観光感がない完全な地元の市場で、すごかった・・・一応屋根はあるけど、エアコン等は全く聞いていない、多分室温40度前後の市場で、すべてがそのまま出されている。肉も魚も冷蔵庫には入っていない。そして犬の肉とかもある。きえー。

 写真を撮りながら、材料の買い物。私は全然ベトナム語ができるようにならなかったので（笑）、ほかの参加者の皆様に買い物してもらう。

果物は見たことのない種類もいろいろあって、はじめて食べたランブータン！ライチみたいな甘さで最高においしかった。

買い物から帰ると、料理開始！

さて、買い物から帰ると、飲み物で休憩して料理スタート！先生のほかにスタッフさんが３人ぐらいいらっしゃって、野菜を洗ったりの下ごしらえは、基本スタッフの方が。

最初は揚げ春巻き、フォー、バインセオ、ブンチャーの４品作りなんて、大変そうだと思ったのですけど、やる気のある大人が７人がかりでやれば、けっこうかんたん。ベトナム料理って、シンプルな作り方のものが多いですしね。にんにくの使い方とか、いろいろ興味深い工程もありつつ、参加者たちでわーわー盛り上がりつつ、料理が完成。

どうですかー。けっこう、おいしそうですよね。実際、バインセオやブンチャーはそこらへんのお店で食べたのよりおいしかったです＾＾。そして、これは帰国して思ったのですけど、ベトナムは物価が安いので、高めのレストランで美味しいものを食べても、日本人からすると安いんですが、やっぱり作るっていう体験が入ると、レストランでただ食べるだけとは違って、すげー思い出に残るなあと。

先生、ありがとうございました！ハノイのアクティビティに迷ったら、Awesome travelの料理教室、おすすめですよー。